2023.04.23
マンション売却が大変と言われる理由や楽に売却するポイントを紹介
「マンション売却って大変なの?」
「マンション売却を楽に進める方法を知りたい…。」
このようにお悩みではありませんか?
マンション売却を難しく感じる方もいますが、実際にポイントを抑えて売却することで楽にスムーズに売却できます。
しかし、ポイントを押さえておかないと大変なのは事実です。
そこでこの記事では、マンション売却が大変と言われる理由や楽に売却するためのポイントなどをまとめて解説します。
これからマンション売却を検討している方は、参考にしてみてください。
目次
マンション売却が想像の何倍も大変な理由
初めて不動産売却を行った方のほとんどは「マンション売却は想像よりも大変だった」と答えます。
株式会社ツクルバが行ったアンケートでも、売却経験者221人のうち77.8%の人が大変だったと回答しているほどです。
売却経験者が特に大変だったと感じる部分は以下のとおりになります。
- 不動産売却に知識がなく自分で判断するのが難しい
- 家が思ったよりも売却できないことが多い
- 居住中の場合内覧の作業が大変
- 自分にぴったりの不動産会社がどこか分からない
- 多数の手続き(書類や費用)に慣れていない
それぞれの内容についてみていきましょう。
不動産売却に知識がなく自分で判断するのが難しい
初めて不動産売却を経験する方の多くは、不動産に絡んだ知識がほとんどないです。
不動産売却にはある程度の専門知識が必要なため、何をするにも調べながら作業を進めなくてはいけません。
また、仮に調べたとしてもその知識に自信が持てない場合が多いです。
最終的に、どんな細かな事でも不動産会社に相談しなくてはならないため、時間も手間も多くかかってしまいます。
万が一、不動産売却に知識がある友人がいる場合は、そういった人に相談しながら進めることでスムーズに売却できるでしょう。
家が思ったよりも売却できないことが多い
特に大きな挫折ポイントになるのが、家が思ったよりも売れないということです。
「家を売却に出したらすぐに売れる。」と考えている人もいますが、意外と家は売れません。
もちろんすぐに売れる場合もありますが、売れない時はずっと売れないため、精神的に疲弊してしまう人が非常に多いです。
マンション売却にかかる平均的な期間は3ヶ月と言われています。
そのため、3ヶ月以内に売れたらラッキーくらいの感覚を持っておくと、気持ちに余裕を持って売却できるでしょう。
居住中の場合内覧の作業が大変
マンション売却には、必ず内覧が伴います。
引っ越し後の売却であれば手間にはなりませんが、引っ越し前に売却する場合は、内覧の度に部屋を綺麗にして物を片付けてという作業をしなければなりません。
最初こそ気合を入れて掃除に取り組めますが、回数を重ねるごとに「また売れないのに掃除するのか…。」とネガティブに感じてしまう人が多くなります。
また、内覧は相手のタイミングに合わせるのが一般的なため、自分で指定できることは少ないです。
さらに、内覧時は周辺環境についてや家について多く聞かれるため、それについても調べておかなければなりません。
こういった諸々の点から、内覧が大変なポイントと言えます。
自分にぴったりの不動産会社がどこか分からない
マンション売却で最も重要なのが、不動産会社選びです。
契約する不動産会社によって売れる売れないが決まることもあるため、きちんとした不動産会社を選ばなければなりません。
しかし、初めて売却する方は、どんな基準で不動産会社を選べば良いか分からないことが多いです。
マンション売却の1歩目である不動産会社選びで躓いてしまうため、そこから大変と感じる方が多いのでしょう。
多数の手続き(書類や費用)に慣れていない
マンション売却では、必要な書類や費用が必要です。
各書類ごとに手続きすべき場所が異なったり、費用が変わっていたりするため、全ての書類を用意するだけでも大変な手間になります。
実際に必要になる書類の一例をまとめると以下の通りです。
- 登記事項証明書
- 確定測量図・境界確認書
- 登記識別情報
- 契約書の印紙
- 確定申告の書類
他にも多くの書類が必要になります。
ものによっては発行費用がかかる場合や期間がかかるものもあるため、より手間に感じてしまうのも大変と言われる理由です。
マンション売却を楽に簡単に行う方法
大変そうに思えるマンション売却も、ポイントを抑えることで楽に簡単に行えるようになります。
ここでは、手間を減らせるポイントを7つまとめました。
- 不動産会社の一括査定サイトを利用する
- 信頼できる不動産会社を見つける
- 書類系の手続きは司法書士に依頼する
- 引っ越しを済ませてから内覧を行う
- 内覧の前にハウスクリーニングを行う
- マンション売却の税金を税理士に任せる
- 買取を利用する
それぞれの方法についてみていきましょう。
不動産会社の一括査定サイトを利用する
売却するマンションの査定は一括査定サイトを利用しましょう。
自分の好きな不動産会社や近くの大手不動産会社を選ぶのも方法のひとつですが、複数社の不動産会社の査定を受けたい場合は、一括査定サイトをおすすめします。
不動産会社の一括査定サイトでおすすめなのが「サテイエ」です。
サテイエは一括査定に加えて、自分が売却したい物件タイプや地域に応じたおすすめの不動産会社を最大3社まで紹介されます。
まだ不動産会社が決まっていない方や査定を終えていない方は、まとめて決めることができるため、大幅に手間を削減できるでしょう。
信頼できる不動産会社を見つける
すでに触れた部分ですが、マンション売却では不動産会社選びが非常に重要です。
しっかり信頼できる不動産会社を選ぶことで、マンション売却の手間は大きく減らせます。
信頼できる不動産会社を見つけるために、不動産会社探しでは以下の点に注目してください。
- 自分の意見や相談を親身に対応してくれる
- 自分の地域でマンションの売却実績が豊富にある
- 査定金額が相場に近い適正額になっている
これらの条件を満たせる不動産会社を選びましょう。
特に親身に相談に乗ってくれる不動産会社は、自分が分からない部分も細かく教えてくれるため、最終的に楽に売買できるようになります。
書類系の手続きは司法書士に依頼する
書類系の手続きを手間に感じる方は、全て司法書士に依頼しましょう。
司法書士は登記系の書類の他にも、様々な書類の手続きを行ってくれます。
必要な書類を持ってきてくれるほか、どこで手続きを行えば良いかなども教えてくれるため、総合的な手間を大幅に減らせます。
ただし、司法書士に依頼すると手続きの内容によっては5万円以上の費用が必要です。
ある程度のお金は必要ですが、手間を減らしたいという方は利用してみると良いでしょう。
引っ越しを済ませてから内覧を行う
可能であれば、引っ越しを終わらせてから内覧を行うのがベストです。
マンションを空っぽの状態にしておくことで、多くのメリットがあります。
- 掃除の手間が省ける
- 部屋の説明がしやすい
- 部屋を広く見せることができる
- 相手も気兼ねなく内覧できる
ただし、ネックになるのは費用面です。
売却する前に新しい家を購入しなくてはならないため、費用はかなりかさみます。
その分メリットも大きいため、お金に余裕がある方は検討してみると良いでしょう。
内覧の前にハウスクリーニングを行う
掃除の手間を省きたい人は、ハウスクリーニングを依頼しましょう。
ハウスクリーニングを依頼することで、自分で掃除するよりも綺麗な状態で内覧ができます。
ただし、引っ越しなどと同様にハウスクリーニングの費用が必要です。
部屋の規模や依頼する量にもよりますが、部屋全体となると10万円ほどかかることもあります。
費用を抑えたい人は、特に手間がかかる水回りなどだけ依頼すると良いでしょう。
マンション売却の税金を税理士に任せる
マンション売却で利益が発生した場合は、納税が必要です。
この税金を譲渡所得税と言い、以下の計算式で算出します。
譲渡所得税 ={売却額 -(購入額 + 購入に使った諸費用)- 売却に使った諸費用 }× 税率20%~40%
通常この税金を計算して確定申告をする必要がありますが、自分で計算するのはかなり手間です。
そういった手間を省略したい方は、税理士に全て依頼しましょう。
別途費用は掛かりますが、利益が出た場合は任せた方が楽になるケースが非常に多いです。
買取を利用する
最終手段になりますが、少しでも楽に売却したい方は「買取」を利用するのもアリです。
買取とは、不動産会社に直接マンションを買い取ってもらう方法で、仲介してもらう場合と比べて、大幅に手間を減らせます。
ただし、売却の費用が仲介取引の場合の80%前後になってしまうことが多いです。
これに関しては、値段を取るか手間を取るかという選択になります。
売却の値段よりも楽さを重視したいという方は、不動産会社の買取を検討すると良いでしょう。
マンションを売却する際の基本的な流れ
ここでは、これからマンションを売却する方向けに、マンション売却の大まかな流れを紹介します。
各手順とやることをまとめましたので、確認してみてください。
手順 | 簡単な内容 |
---|---|
マンションの売却方法を選ぶ | 不動産会社仲介・不動産会社買取のどちらかが一般的。 |
家の売却相場を調べる | 自分でマンションの相場を調べる。 |
複数の不動産会社で査定を行う | 3社以上の不動産会社で訪問査定を行う。 |
不動産会社との契約を結ぶ | 信頼できる不動産会社と媒介契約を結ぶ |
家を売り出し内覧を行う | 不動産会社と相談して家を売り出し内覧を行う。 |
売買契約を結ぶ | 買手を見つけて売買契約を結ぶ。 |
代金の決済を行い売却する | 家の売却が完了する。 |
翌年に確定申告を行う | 譲渡所得が発生した場合は必須。(3,000万控除時も申告) |
実際に手順で見てみると、特別複雑な工程はありません。
不動産会社と契約後は、相談しながら工程を進めることでスムーズに売却できるでしょう。
大変なマンション売却でも必ずやるべきこと
「マンション売却大変だから手短にやりたい」
「最低限損せずにスムーズに売却したい」
このように考える方もいるでしょう。
ここからは、そういった方向けに大変なマンション売却でも必ずやるべきことを紹介します。
どれだけ大変でも、以下の項目だけはやっておきましょう。
- 複数の不動産会社に依頼する
- 内覧で必要なことをまとめておく
- 完全に不動産に任せない
それぞれの項目についてみていきます。
複数の不動産会社に依頼する
マンションの査定を行う際は、必ず複数の不動産会社に依頼しましょう。
面倒くさいと思っても、1社だけで不動産会社を即決するのはNGです。
必ず複数社を見比べてから選ぶようにしてください。
「複数社選ぶ時間がない…。」「複数社選ぶ手間が面倒くさい…。」という方は、一括査定サイト「サテイエ」の利用がおすすめです。
サテイエは、地域や物件条件に合った不動産会社3社の査定を一括で行えます。
大幅に手間を省けるため、マンションの査定や不動産会社選びに利用してみてください。
内覧で必要なことをまとめておく
効率よくマンションを売却するために、内覧への立ち会いは必須です。
そんな内覧を効率よく進めるために、よく聞かれる内容などはあらかじめまとめておきましょう。
内覧でよく聞かれる項目は以下の通りです。
- スーパーまでの距離
- 駅までの距離
- (ファミリー向け)エリア内の学校や幼稚園
- 窓からの景色
- 日照時間(日入りの時間)
- 住んでいて困ったこと
- 住んでいて特に良かったこと
ほかにも聞かれる内容はさまざまありますが、最低限上記の内容は抑えておくと良いでしょう。
完全に不動産に任せない
マンション売却に慣れていないと不動産会社に任せきりになってしまう人もいます。
しかし、不動産会社に任せきりになるのはNGです。
マンション売却をする際は、必ず自分の意見も取り入れつつ売却の手順を進めるようにしてください。
契約後に「思ったより安くなった…。」「もう少し高く売りたかった…。」など、後悔してしまうことも珍しくありません。
そのため、しっかり話し合いを行った上で売り出すようにしましょう。
マンションの一括査定はサテイエがおすすめ
マンションの査定や不動産会社がまだ終わっていない方は、「サテイエ」の利用がおすすめです。
サテイエでは、物件の地域や条件に応じた最適な不動産会社の査定を同時に3社行えます。
査定に加えて不動産会社選びにも使えるため、これからマンションを売却する方にぴったりです。
「予想より高い金額で売却できた。」「自分にぴったりの不動産会社が見つかった。」など、良い口コミも多いため、気になる方はぜひ利用してみてください。
まとめ:大変なマンションを手間なく売却しよう
この記事では、大変なマンション売却を手間なく売却する方法について解説しました。
初めてマンションを売却する方は、慣れない手続きや手順が多く挫折してしまいがちです。
そういった方は、今回紹介した方法を利用して、少しでも楽にマンションを売却しましょう。
なお、マンションの査定や不動産会社選びが終わっていない方は「サテイエ」の利用がおすすめです。
査定と同時にぴったりの不動産会社が見つかるため、これから売却を検討している方はぜひ利用してみてください。
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